大先輩!地元の人

後藤 麻友さん

南小国町出身。実家は黒川温泉で旅館業を営む山河旅館さん。免疫学の道に進むべく、一度は町外へ進学するものの、学生時代に出会った旅先での素敵な物事を自分も提供する側に回りたい!と思い、家業を継ぐことを決意。今は山河旅館の若女将として、お客様へ南小国町の魅力を届けるため奮闘されています。

後藤 麻友さん
南小国町のどんなところが好きですか?
それはいっぱいありますね。私の夢は「南小国町の立派なおばちゃんになる」ことなんですよ(笑)。農家のおばちゃんたちは、自分たちで食べ物を作ったり、太陽と土と共に豊かな暮らしを創り出していらっしゃるんですよね。お味噌やお漬物を作るのも上手ですし。そういうことができる、おばちゃんになりたいな、というのが、南小国町に帰ってきたときからずっとあります。そんな暮らしができる田舎らしいところや、地元のおばちゃんたちがとても好きで、憧れていますね。
後藤 麻友さん
南小国町での暮らしで大変なことはありますか?
生まれ育ったところなので、そんなに困ることはないんですけど…。やっぱり寒さは歳をとるにつれて厳しさを感じています。寒さ対策としては…着こむことですかね(笑)。
旅館業としてはその気候もお客様を楽しませる材料にしていかなくてはならないので、薪ストーブや囲炉裏、温泉も寒い地域だからこそ楽しめるものとして提供しています。南小国町ならではの特徴を可視化してお客様に提供することが私たちの仕事だと思っているので、なるべく自分たちも楽しむようにしています。
後藤 麻友さん
南小国町に移住してきた方との関わりはどんなところがありますか?
旅館組合の研修プログラムとして、町外から来られた従業員さんと地域内他産業の方との交流の場を設けています。旅館で出す食事の食材を提供してくださる農家さんや、牛の肥育をされている方や、小国杉でモノづくりをされている方とか、そういう方々に講師になっていただいたり、仕事現場を見学に行かせていただいたりしています。そういう旅館で提供するものの背景ひとつひとつが地域の魅力となり、南小国町を訪れてくださった方が感じる価値になると思っているので、従業員さんにもその価値を分かってもらいたいです。
加えて、暮らしを楽しんでもらう狙いもあります。家と職場の行き来だけだと行き詰ってしまうことがあると思うんです。なので地域の方との交流を増やしたり、お友達を作ってもらったり、息抜きの場ができる環境を作りたいと思って取り組んでいます。
後藤 麻友さん
南小国町に移住してくる方への率直な思いを教えてください。
大歓迎です。黒川は元々「土の人・風の人」という外から来られた方と一緒に地域を創っていくという文化があります。新しい風を運んできてくれる人、という意味でもどんどん南小国に来ていただきたいですね。風の人は本当に土の人では気づかない気づきを与えてくださるんです。山河旅館は地元出身の従業員が多く、「何もないところ」と思っている人もいます。でもお客様や町外から来た従業員から南小国町の魅力を教えていただくことで、当たり前だと思っていたことが魅力だと気づいて、南小国町で生まれ育ったことに誇りを持てるんですよ。新しい風のおかげで、いつも地域の魅力や誇りを再発見することができています。
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