自然食への興味をきっかけに、南小国の雰囲気をすごく好きになりました。

インタビュー時の写真

株式会社Foreque
飯泉 勝也さん

飯泉さんは東京に生まれ、茨城や香港などにも在住歴のある22歳。マクロビオティック(自然食)などに興味を持つようになり、農業体験を通して南小国町にたどり着き、「南小国町で暮らしたい」という強く思いを抱くようになったそうです。南小国町でインテリア・ライフスタイルブランド「FIL」を手掛ける株式会社Forequeで働く飯泉さんに、移住までの経緯や仕事内容についてお話しいただきました。
(記事作成日:2018.1.31)

南小国町へ移住されたキッカケについて、教えていただけますか?

私は東京の生まれで、中学までは父の仕事の関係で茨城県などを転々とし、高校は香港で過ごしました。大学受験のタイミングで一人東京に戻って予備校で勉強していましたが、20歳くらいの時に父の住む香港に戻りました。
その頃、料理や食について興味を持ち始めて、マクロビオティック(自然食)などの料理を勉強しながらアルバイトをしていました。そのうちに畑などにも興味を持ち始め、マクロビオティックスを教えている先生に小国町のWWOOF(ウーフ:農業体験と交流の非政府組織)を紹介してもらい、南小国町の隣の小国町に来ました。自分が興味を持ったところに足を運んで行った感じです。
南小国町の銭湯に行った時、WWOOFの方とForeque社の方がお知り合いで、私も同席してForeque社の事業の話を聞く機会がありました。Foreque社ではアロマを作る人を探していることを聞いて、次はここで働いてみようと思って就職しました。ただ、仕事に興味を持ったというよりは、南小国で暮らしたい、住みたいという気持ちが大きかったですね。小国、南小国の雰囲気をすごく好きになりました。

南小国町に移り住んでみていかがですか?

移住する前から特に不安はなくて、楽しみの方が強かったです。食と寝る所があったので。職場の近くに住んでいて、車を持っていないこと以外、特に不便ではないですね。

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お仕事内容について、教えていただけますか?

主にアロマ作りに携わっています。まずは、木こりさんと山に入り杉の葉を取りにいくところから始まって、取ってきた杉の葉を蒸し器にかけ、出て来た油分を冷却して綺麗な部分だけを取り出します。杉の葉っぱ30kgから100gくらいのアロマオイルが採れますので、それを瓶詰めするところまでやっています。1日で採れる量は200gくらいです。
また、弊社ではFILというブランドを展開していて、そこで主催するワークショップにも携わっています。

お仕事のどういうところに面白みを感じますか?

アロマオイルはリラックス効果があり、その香りは気温、湿気、葉っぱの状態などによって毎回違うので、そこに楽しみを感じます。また、自分で作ったものをFILでお買い上げいただけることが嬉しいです。

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移住を考えている人へのアドバイスと、今後の目標を教えていただけますか?

南小国に住むなら、質素、倹約は大切ですね。意外と勢いで来てみると気持ちが楽ですよ。
今後は、個人的な趣味を多く持ちたいと思っています。今は知人からの誘いがあって、神楽に興味を持っています。また、これからは車を買っていろんな観光地などに行ってみたいです。

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飯泉 勝也さん / 株式会社Foreque

東京生まれ、茨城や香港などに在住歴のある22歳。マクロビオティック(自然食)などに興味を持つようになり、農業体験を通して南小国町にたどり着き、町の雰囲気に魅了され移住を決意。現在は南小国町でインテリア・ライフスタイルブランド「FIL」を手掛ける株式会社Forequeでアロマ作りやワークショップに携わっている。

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