大先輩!地元の人

荒井 良至さん
荒井 朋子さん
ご夫婦
井  総也さん
井  ありささん
ご夫婦

良至さん・総也さんは地元の幼馴染で先輩・後輩。今では吉原神楽を継承し、活動を行っています。朋子さんは鹿児島県出身。旅館への就職で南小国町へ移住、今ではSMO南小国で働かれています。ありささんは地域おこし協力隊として南小国へ赴任され、一度町外へ出ましたが、総也さんとの結婚を機に再び南小国町へ。それぞれの背景があるものの、家族同士で仲良く助け合いながら暮らしています。

荒井さん・井さん
南小国町のどんなところが好きですか?
良至さん
遊べるところがたくさんあるところです。公園やテーマパークみたいな人工的な遊び場はないですが、山に行ったり、川に行ったり、どこでも遊べるなと思っていました。自分たちで家から資材を持って行って竹林に秘密基地を作ったりしていましたね。危ないことはしないように自分たちでルールも作って遊んでいました。

総也さん
通学が片道4kmくらいあったので、遊びながら帰っていましたね(笑)。通学路からはずれて民家の裏道を通ってみたり、近道を見つけてみたり、キイチゴが採れるスポットもあって食べたりしてましたね。

朋子さん
今のこどもたちもそういった遊び方をしていますよ。とりあえず棒を拾って(笑)、坂が合ったら登ってみて…。自分たちで遊び方を考えるからなのか、南小国町の子たちはリスク管理がしっかりしているように感じます。危ないことを判断する力が、遊びの中で身に付いているのかも。

ありささん
あとは、南小国町はちょうどいい田舎だなってって思います。ちゃんと観光もできるし、人が集まる場所で若い人もいるし。地元の方も面倒見がよくておせっかいだけど、土足でずかずか踏み込んでくる感じはしません。移住してきた人のスタンスを見たうえで、距離感を保ってくださいます。
荒井さん・井さん
南小国町での暮らしで大変なことはありますか?
朋子さん
まずいこととか、「あっやばい!」と思うようなことをしてしまったときにすごくドキドキします(笑)。やっぱり田舎なので、話が回るのは早いです。でも、だんだん面白くなってきて、どれだけのスピードと的確さで話が回るのか楽しめるようになってきました(笑)。

ありささん
交通の面はちょっと大変でしたね。車の運転は絶対にできないといけないし、雪道運転も必須です。共働きなら夫婦でも1人1台は車が欲しいです。

良至さん・総也さん
生まれ育ったところなので不便はあまり感じませんが、冬の寒さはやっぱり厳しいですね。家を建てるなら断熱材とかしっかり使ってもらった方がいいですよ。そして、燃料代がけっこうかかります(笑)。田舎だと生活費が安く済むと思われがちですが、冬場は燃料費、ガソリン代、灯油代…高いですね。
荒井さん・井さん
南小国町に移住してきた方との関わりはどんなことがありますか?
良至さん・総也さん
僕たち自身はやっぱり神楽の場で関わることが多いですね。あとは…ワンCAFFEさんには地元のおっさんから、若い世代の人までが集まってコーヒー買って、ちょっとしゃべって…ってしてますね。移住してきた人も、店長さんと「移住してきたんです」って話をしておくと、その都度その時に必要な人を紹介してくれますよ(笑)。老若男女・職業問わず人が集まってくる場なので、地元の人とのつながりができる穴場スポットかもしれません。

ありささん
お子さんがいらっしゃる場合は、市原の「子育て支援広場『ぬくもり』」も利用できますよ。
でも、地元民のリアルな話を聞けるのはワンCAFFEさんかなあ(笑)。

朋子さん
SMO南小国で運営している「コワーキングスペースMOG」は、移住されてきた方がよく利用されていますよ。移住してきた方とお話してみたい場合はMOGに来ていただいてもいいかもしれません。
荒井さん・井さん
南小国町に移住してくる方への率直な思いを教えてください。
総也さん
「南小国町に住みたい!南小国町でこれをしたい!」と思ってきてくれるのは嬉しいなと思います。人口が減ってきている町なので、地元民だけでは産業を続けられないのを感じています。この町を自分たちのためだけでなく、こどもたちに残すものとして一緒に豊かにしてくれる人が来てくれることは大歓迎ですね。

良至さん
僕もやっぱり来てくれることはすごく嬉しいです。来て下さる方が嫌でなければ、こちらからもどんどん関わっていきたいと思っています。逆に、やっぱり田舎特有のしきたりとかつながり方が嫌になってしまって、距離ができてしまうのは寂しいので、「これ以上は入らないで」というスタンスもしっかり持っておいてもらうとこちらも助かります(笑)。
荒井さん・井さん
移住を考えていらっしゃる方へ伝えたいことはありますか?
良至さん
子育ての面で、塾や習い事がないことを気にされる方がいらっしゃると思います。でも南小国に住んで、無限に遊び場がある中で、自分たちでルールを作って遊ぶことや、いろんな大人と接して話を聞くことで、こどもたち自身で考える力とか、判断する力が付いて、地頭がいい子が育つと思っています。よく学校や塾とかでも「○○体験」と言って、田舎に体験学習に来ることがありますよね。そういった学習機関がお金を払ってでも体験させたい環境が日常にあるということが、こどもたちの成長につながるのではないかなと思います。

総也さん
知恵を付けると言うんですかね…。英語の勉強も実際に海外に留学した方が良いように、自分たちで考えたり判断したりすることが必要な環境に身を置くことがより良いことなのかなと思います。勉強で得られるような「知識」は後からでも付けることができるので、その知識を使えるように、先に土台となる「知恵」を付けた方がいいんじゃないかと思います。そして、それが南小国町ではできると、僕たちは思っています。
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